21.5
(a)
pは素数なので、F(X)の因数となる既約多項式のどれか1つが、
0と合同でなければならない。
F(X) ≡0 (mod p)の異なる解の数が最大となるのは、p≥Dかつ、
F(X)が(X-XD)(X-XD-1)... (X-X1)と因数分解されて
Xi≡0 (mod p) (1≤i≤D), Xi≢Xj (i≠j)となるときである。
このとき0≤X<pとなる異なる解の数はD個。
(b)
X4+5X3+4X2-6X-4=(X-1)(X+2)(X2+4X+2)なので、
0≤X<11となる解はX≡1 (mod 11)とX≡9 (mod 11)の2つ。
(c)
8は素数でないので、(a)とは矛盾せず、8の因数をX+1とX-1が因数として含むXも解である。
解はX≡1 (mod 8), X≡3 (mod 8), X≡5 (mod 8), X≡7 (mod 8)の4つ。
21.6
(a) g5とg7
(b)
gの冪gk (k>1)についてgcd(k,p-1)=h>1なら、k=k'h, p-1=qhとして
Fermatの小定理により(gk)q=(gp-1)k'≡1 (mod p)なので、
gk はpを法とした原始根ではない。
対偶を取れば、gkがpを法とした原始根ならgcd(k,p-1)=1。
逆にpを法とした原始根gに対しgcd(k,p-1)=1となるkをとり、冪gkを考える。
gkが原始根でなく、位数がx (0<x<p-1)とする。すなわち(gk)x≡1 (mod p)となる。
gcd(k,p-1)=1だからあるu,v∈ℤが存在してku=1+(p-1)vなので、
1≡[(gk)x]u≡gx (mod p)となり、gも原始根でないことになるので矛盾。
したがって、gcd(k,p-1)=1ならgkもpを法とした原始根。
以上により、pを法とした原始根gに対し、
gkもpを法とした原始根となる必要十分条件は、
gcd(k,p-1)=1となることである。
(c) 21169-1=21168=24·33·72 から、(b)により原始根はg5, g11, g13, g17, g19。
21.7
(a) 5, 7, 17, 19
(b) 5, 7, 17, 19, 29, 31, 43, 53, 79, 89
21.8
bが原始根でなければ明らかにa=b2は原始根でないから、
bはp-1を法とした原始根とする。pは奇素数なのでp-1は偶数。
mod pで1≡bp-1=a(p-1)/2だから、aの位数は(p-1)/2となりaは原始根でない。
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