2010-11-11

シルヴァーマン 「はじめての数論」第3版 第22章練習問題

22.1
(a) x≡5 (mod 37)
(b) 解なし。
(c) x≡6 (mod 37)
(d) x≡10, 14, 23, 27 (mod 37)

22.2
(a)
a
1
2
3
4
5
6
7
8
9
I(a)
16
14
1
12
5
15
11
10
2
a
10
11
12
13
14
15
16

I(a)
3
7
13
4
9
6
8


(b) x≡7 (mod 17)
(c) x≡3, 14 (mod 17)



22.3

(a) I(a)+I(b) ≡0 (mod p-1)より、I(a)≡-I(b) (mod p-1)

(b) a≡-b≡(p-1)b (mod p)より、I(a)I(p-1)+I(b) (mod p-1)
ここで、奇素数pを法とした原始根gについてx=g(p-1)/2とすると、x2=g(p-1) ≡1(mod p)であり、
x1(mod p)だからx≡-1≡p-1(mod p)。よってI(p-1) ≡(p-1)/2 (mod p-1)となる。
したがって、I(a)≡(p-1)/2+I(b) (mod p-1)

(c) 特に関係なさそう。



22.4

(a)
与えられた合同式の、ある原始根を底とした指数を取り、kI(x)≡0 (mod p-1)
8章定理8.1の一次合同式定理とk|p-1より、
この合同式は解I(x) (0 I(x) <p-1)gcd(k,p-1)=k個もつ。

(b)
与えられた合同式の、ある原始根を底とした指数を取り、kI(x)I(a) (mod p-1)
8章定理8.1の一次合同式定理から、この合同式は
I(a) 0 (mod gcd(k,p-1))なら解なし。
I(a) 0 (mod gcd(k,p-1))なら解はgcd(k,p-1)個。

(c)
gcd(111, 1986)=3だからI(729)=60 (mod 3)。したがって(b)から解は3個。



22.5

a
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
I(a)
46
18
20
36
1
38
32
8
40
19
a
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
I(a)
7
10
11
4
21
26
16
12
45
37
a
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
I(a)
6
25
5
28
2
29
14
22
35
39
a
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
I(a)
3
44
27
34
33
30
42
17
31
9
a
41
42
43
44
45
46

I(a)
15
24
13
43
41
23






22.6

(a)
ve2(e1k)-1=marg-rk mgrkg-rkm (mod p)

(b)
agk(mod p)を、公開されているa,g,pに対し解いてkを得れば、
アリスと同様に復号できる。



22.7

(a) (e1, e2)=(119537, 133768)
(b) 違う。例えばr=129383に対し(e1, e2)=(92787, 105745)
(c)  TOPSECRET

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