25.1
(a) 1 (b) -1 (c) 1 (d) -1
25.2
与式から(2x-3)2≡13 (mod 31957)で31957は素数。
(13/31957)=1なので解を持つ。
25.3
...
25.4
A2≡5 (mod p)なので、5はpを法とした平方剰余だから(5/p)=(p/5)=1。
p≠5だからp≡1, 2, 3, 4 (mod 5)のいずれか。
p≡1, 4 (mod 5)のときは(p/5)=1なので5は平方剰余である。
p≡2(mod 5)のときは(p/5)=(2/5)=-1。p≡3(mod 5)のときは(p/5)=(3/5)=(5/3)=(2/3)=-1。
したがって、p≡2, 3 (mod 5)のときは5はpを法とした平方剰余にならないので、
p≡1, 4 (mod 5)。
25.6
(a)
p≡3 (mod 4)なら、(p+1)/4は整数になる。このときx2=a(p+1)/2=a(p-1)/2+1。
aは平方剰余だからpを法とした原始根をg、自然数をlとしてa=g2lと書ける。
するとa(p-1)/2=g(p-1)≡1 (mod p)なので、x2≡a (mod p) だから、確かに解である。
(b)
(a)の解を具体的に計算してx≡105 (mod 787)
25.7
(a)
p≡5 (mod 8)なら、(p+3)/8, (p-5)/8は整数になる。
aは平方剰余だからpを法とした原始根gの偶数冪。
aは平方剰余だからpを法とした原始根をg、自然数をlとしてa=g2lと書ける。
x=2a(4a)(p-5)/8とおくと、x2=a(4a)(p-1)/4= a·2(p-1)/2 g(p-1)l/2 ≡(-1) l2(p-1)/2a (mod p)なので、
lが奇数なら2がpを法とした原始根(2(p-1)/2≡-1 (mod p))のとき、
lが偶数なら2がpを法とした原始根でない(2(p-1)/2≡1 (mod p))ときに、
x=2a(4a)(p-5)/8は解である。
また、lが偶数ならl/2を改めてlと書いてa=g4lのとき、x= a(p+3)/8とおけば
x2= a(p-1)/4+1= ag(p-1)l≡a (mod p)なので、この場合はx= a(p+3)/8も解である。
(lが奇数で2がpを法とした原始根でないときはgをとり直すのかな・・・)
(b)
541≡5 (mod 8)なので、(a)からx≡87 (mod 541)またはx≡345 (mod 541)だが、
872≡536≡-5 (mod 541)なので解はx≡345 (mod 541)。
(c)
653≡5 (mod 8)なので、(a)からx≡288 (mod 653)またはx≡186 (mod 653)だが、
1862≡640 (mod 653)なので解はx≡288 (mod 653)。
25.8
(a) x≡494 (mod 1021)。(b) x≡858 (mod 1021)。(c) (31/1021)=-1なので解なし。
25.9
(a)
(11/1729)=-1、11864≡1 (mod 1729)なので一致しないから、
Eulerの基準の対偶から1729は素数ではない。
実際1729=7·13·29でCarmichael数である。
(b)
2(1293337-1)/2≡429596≠± 1(mod 1293337)なので、
Eulerの基準の対偶から1293337は素数ではない。
Eulerの基準の対偶から1293337は素数ではない。
実際1293337=569·2273である。
なお21293336≡1 (mod 1293337)で、2を底としたFermatテストには
なお21293336≡1 (mod 1293337)で、2を底としたFermatテストには
たまたま合格してしまう。
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