24.1
(a) 5987≡3 (mod 4)なので解はない。
(b) x2≡6780≡-1 (mod 6781)で、6781≡1 (mod 4)なので解をもつ。
(c) 与式から[2(x+7)]2≡-1 (mod 337)。337≡1 (mod 4)なので解をもつ。
(d) 与式から(x-32)2≡92 (mod 3011)となり解x≡41 (mod 3011)を持つ。
24.2
p1=17
次のステップは
(2p1)2+1=1157=13·89
p2=13
p3=89
(2p1 p2 p3)2+1= 1547478245=5·1889·163841
p4=5
p5=1889
p6=163841
(2p1 p2 p3 p4 p5 p6)2+1= 3705729002910847051107276101
=293·2037·18713·222544992511819997
p7= 293
p8= 3037
p9= 18713
Rabin-Miller判定では222544992511819997は合成数だが・・・
24.3
m=12でパターンが現れる。
3が平方剰余となる法pについて、p≡±1(mod 12)。
3が非剰余となる法pについて、p≡5(mod 12)またはp≡7 (mod 12)。
24.4
p≡1(mod 8)すなわちp=8k+9の場合、(p-1)/2=4k+4なので、
定理24.4の証明と同様の分割は
2, 4, 6, ..., (4k+4)| (4k+6), ..., (8k+8)
となる。垂直線の右にあるのは[(8k+8)-(4k+4)]/2=2k+2個だから、
2(p-1)/2≡(-1) 2k+2≡1 (mod p)
したがってEulerの基準から2は平方剰余。
p≡5(mod 8)すなわちp=8k+5の場合、(p-1)/2=4k+2なので、
定理24.4の証明と同様の分割は
2, 4, 6, ..., (4k+2)| (4k+4), ..., (8k+4)
となる。垂直線の右にあるのは[(8k+4)-(4k+2)]/2=2k+1個だから、
2(p-1)/2≡(-1) 2k+1≡-1 (mod p)
したがってEulerの基準から2は非剰余。
24.5
負の数をどうやって簡単に数えればいいか・・・。
24.6
q=4k+1とすると、p=8k+3≡3 (mod4)であるから、
定理24.4により2はpを法とした平方剰余ではない。
いま2がpを法とした原始根でないと仮定すると、
Fermatの小定理により2p-1≡22q≡1 (mod p)で、qは素数だから、
定理21.1により22≡1 (mod p)または2q≡1 (mod p)である。
p≥5だから22≡4 (mod p)となり前者はありえないので、2q≡1 (mod p)。
すると2q+1=(22k+1)2≡2 (mod p)となるので、2は平方根22k+1をもつ。
すなわち2はpを法とした平方剰余となり矛盾。
したがって、2はpを法とした原始根である。
0 件のコメント :
コメントを投稿