40.7
(a)
m=1の時は命題40.1においてa=b=b1だから、r=b1, t=2, s2D=b12+4。
m>1に対しB= [(b1, b2,... bm)]、m次近似分数を pm/qm= [b1, b2,... bm]とする。
定理39.1のpm,qmの漸化式(ただし定理39.1とは添字が1ずれて0からの開始)より、
B=[(bm+1/B) pm-1+pm-2]/[(bm+1/B) qm-1+qm-2]。
ただし、練習問題39.4の流儀に従いp0,q0を定義している。
これよりr=pm-qm-1, t=2qm, s2D=r2+4qmpm-1。
(b)
[(1)]=(1+√5)/2。
[(1, 2)]=(1+√3)/2。
[(1, 2, 3)]=(4+√37)/7。
[(1, 2, 3, 4)]=(9+2√39)/15。
[(1, 2, 3, 4, 5)]=(195+√65029)/314。
[(1, 2, 3, 4, 5, 6)]=(103+2√4171)/162。
(c)
A=[a1, a2,... aℓ, (b1, b2,... bm)]=(R+S√D)/T, ℓ次近似分数を Pℓ/Qℓ= [a1, a2,... aℓ],
B= [(b1, b2,... bm)]=(r+s√D)/tとする。
ここで二次無理数AとBの平方根の中が両方共Dであることは、
定理40.2の証明から保証されている。また、(a)と同様にP0,Q0を定義している。
ℓ=1に対しA=a1+1/BよりR=r(a1r+t)-a1s2D,S=-st, T=r2-s2D。
ℓ>1に対しA=[(aℓ+1/B) Pℓ-1+Pℓ-2]/[(aℓ+1/B) Qℓ-1+Qℓ-2]より、
R=(Pℓr+Pℓ-1t)(Qℓr+Qℓ-1t)-PℓQℓs2D,
S=(-1)ℓ-1st,
T=(Qℓr+Qℓ-1t)2-Qℓ2s2D。
(d)
[6, 5, 4, 3, 2, (1)]=(115759+√5)/18698。
[6, 5, 4, 3, (1, 2)]=(5487-√3)/886。
[6, 5, 4, (1, 2, 3)]=(1901+√37)/308。
[6, 5, (1, 2, 3, 4)]=(68-√39)/10。
[6, (1, 2, 3, 4, 5)]=321+√65029)/86。
40.8
(b)
x2-Dy2=-1の最小解が存在すれば"negative solution"で表す。
D=76: x=57799, y=6630
D=77: x=351, y=40
D=78: x=53, y=6
D=79: x=80, y=9
D=80: x=9, y=1
D=82: x=163, y=18, negative solution: x=9, y=1
D=83: x=82, y=9
D=84: x=55, y=6
D=85: x=285769, y=30996, negative solution: x=378, y=41
D=86: x=10405, y=1122
D=87: x=28, y=3
D=88: x=197, y=21
D=89: x=500001, y=53000, negative solution: x=500, y=53
D=90: x=19, y=2
D=91: x=1574, y=165
D=92: x=1151, y=120
D=93: x=12151, y=1260
D=94: x=2143295, y=221064
D=95: x=39, y=4
D=96: x=49, y=5
D=97: x=62809633, y=6377352, negative solution: x=5604, y=569
D=98: x=99, y=10
D=99: x=10, y=1
40.9(a)(b)
40.10
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