41.1
(a)
E(x)=0+2x+4x2+...=2N(x)=2x/(1- x)2。
(b)
J(x)=G(x)+2N(x)=(1+x)/(1- x)2。
(c)
E(x2)+xJ(x2)=N(x)
E(x2)の各項は2nx2n、xJ(x2) の各項は(2n+1)x2n+1だから、
単にE(x2)+xJ(x2)=∑k kxkである。
41.2
an=a+nm(n≥0)として
∑n anxn=a∑n xn +m∑n nxn=aG(x)+mN(x)=[a+x(m-a)]/(1- x)2。
41.3
(a)
C(x)=∑n n3xn=x(d/dx)S(x)=x(1+4x+x2)/(1-x)4。
(b)
Q(x)=∑n n4xn=x(d/dx)C(x)=x(1+11x+11x2+x3)/(1-x)5。
(c)
U(x)=∑n n5xn=x(d/dx)Q(x)=x(1+26x+66x2+26x3+x4)/(1-x)6。
(d)
X(x)=∑n n6xn=x(d/dx)U(x)=x(1+57x+302x2+302x3+57x4+x5)/(1-x)7。
41.4
(a)
1,2,3,4,5
(b)
G(x)2=(1+x+x2+...)2のxnの項は、(1+x+x2+...+ xn)2の部分積のxnの項である。
積がxnになる項の組は(n+1)組あるから、G(x)2=∑n (n+1)xn。
したがって、G(x)2-G(x)=∑n nxn=N(x)=x/(1-x)2。
41.5
Tn=n(n+1)/2(n≥0)より∑n≥0 Tnxn=(1/2)∑n≥0 (n2+n)xn=(S(x)+N(x))/2=x/(1-x)3。
41.6
(a)
nC1=n, 0C1=0から∑n≥0 nC1xn=∑n≥1 nxn=N(x)=x/(1-x)2。
(b)
nC2=n(n-1)/2 (n≥2), nC2=0 (n<2)から
∑n≥0 nC2xn=(1/2)∑n≥2 n(n-1)xn=[S(x)-x-(N(x)-x)]/2=x2/(1-x)3。
(c)
nC3=n(n-1)(n-2)/6 (n≥3), nC3=0 (n<3)から
∑n≥0 nC3xn=(1/6)∑n≥3 n(n-1)(n-2)xn=[ C(x)-x-8x2-3(S(x) -x-4x2)+2(N(x)-x-2x2)]/6
=x3/(1-x)4。
(d)
問題文のnC3はnCkの誤植。∑n≥0 nCkxn=xk/(1-x)k+1が予想される。
(e)
kについての数学的帰納法で証明する。
k=1の時は(a)で示した。
k=mの時成り立つとして、k=m+1のときは、
∑n≥0 nCm+!xn=∑n≥0 n!xn/{(m+1)![n-(m+1)]!} =∑n≥0 [(n-m)/(m+1)]n!xn/[m!(n-m)!]
=[∑n≥0 nnCmxn-m∑n≥0 nCmxn]/(m+1)={x(d/dx)[xm/(1-x)m+1]- mxm/(1-x)m+1}/(m+1)= xm+1/(1-x)k+2
となりk=m+1のときも成り立つ
41.7
「練習問題41.7で」は「練習問題41.3で」の誤植。
(a)
k=0のときP0(x)=1で存在する。
k=mのときDm(x)=Pm(x)/(1-x)m+1となる整式Pm(x)が存在したとすると、
k=m+1に対しDm+1(x)=x(d/dx)Dm(x)=[x/(1-x)m+2][ Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm(x)]、
ただしPm'(x)= dPm(x)/dx。
したがって整式Pm+1(x)=x[Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm(x)]が存在する。
(b)
P0(0)=1、Pk(0)=0 (k≥1)。
(a)での作り方からk≥1に対しある多項式Qk(x)=Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm(x)が存在して
Pk(x)=xQk(x)なので、Pk(0)=0 (k>0)。
(c)
P0(1)=1、P1(1)=1、P2(1)=2、P3(1)=6、P4(1)=24、P5(1)=120、P6(1)=720。
Pk+1(1)=(k+1)Pk(1)すなわちPk(1)=k!が予想される。
k=0のときP0(x)=0!で成り立つ。
k=mのときPm(1)=m!となったとすると、
k=m+1に対しPm+1(x)=x[Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm (x)]においてx=1だから、
Pm+1(1)= (m+1)Pm (1)=(m+1)!となりk=m+1でも成り立つ。
(d)
P0'(0)=0, P1'(0)=P2'(0)=P3'(0)=P4'(0)=P5'(0)=P6'(0)=1。
k=1のときP1'(0)=1で成り立つ。
k=m≥1のときPm'(0)=1となったとすると、
k=m+1に対しPm+1'(x)=Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm (x)+xQm'(x)においてx=0だから、
Pm(0)=0 (m≥1)よりPm+1'(0)=Pm'(0)=0となりk=m+1でも成り立つ。
P0'(1)=0, P1'(1)=1, P2'(1)=3, P3'(1)=12, P4'(1)=60, P5'(1)=360, P6'(0)=2520。
k≥1のときPk+1'(1)=(k+2) Pk'(1)すなわちPk'(1)=(k+1)!/2と予想される。
k=1のときP1'(1)=1で成り立つ。
k=m≥1のときPm'(1)= (m+1)!/2となったとすると、
k=m+1に対し、Pm+1(x)=x[Pm'(x)(1-x)+(m+1)Pm(x)]より
Pm+1'(x)= (1-x)Pm''(x) +(m+1-x)Pm'(x) +(m+1)Pm (x)だから、
Pm+1'(1)=mPm'(1) +(m+1)Pm(1)=(m+2)!/2となりk=m+1でも成り立つ。
(e)
各項の係数が対称に並んでいる。
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