2010-12-04

シルヴァーマン 「はじめての数論」第3版 第29章練習問題

29.1
(x,y)= (9,4)から出発して、(x,y)=(161, 72), (2889, 1292), (51841, 23184)が得られる。

29.2
(a)
三角数自身または2つの三角数の和で表される50までの数:
1, 2, 3, 4, 6, 7, 9, 10, 11, 12, 13, 15, 16, 18, 21, 22, 24, 25, 27, 28, 29,
30, 31, 34, 36, 37, 38, 39, 42, 43, 45, 46, 48, 49
2つの三角数の和で表されない50までの数:
5, 8, 14, 17, 19, 20, 23, 26, 32, 33, 35, 40, 41, 44, 47, 50

2つの三角数の和で表される100までの素数:
2, 7, 11, 13, 29, 31, 37, 43, 57, 61, 67, 73, 79, 83, 97
2つの三角数の和で表されない100までの素数:
3, 5, 17, 19, 23, 41, 47, 53, 59, 71, 89

(b)
パターン・・・?
全部でなく一部だけのパターンを見つけろという話なのかな。

(c)
練習問題26.5(b)(i)を認めれば、
m=8k+3の形の数は3つの平方数の和で表され、
奇数3つの和以外にm≡3 (mod 8)とできる組がないので、
任意のkに対し8k+3=(2x+1)2+(2y+1)2+(2z+1)2なるx,y,zが存在する
これよりk=x(x+1)/2+ y(y+1)/2+ z(z+1)/2となるので、
任意の数は三つの三角数の和で表される。

29.3
(a)
xk+1+ yk+12=( xk+ yk2)(3+22)よりxk+1=3xk+4 ykyk+1=2xk+3 ykおよび、
m=m(xk)=(xk-1)/2,  n=n(yk)=yk/2から、
m(xk+1)=(xk+1-1)/2=1+3m+4n  (1)
n(yk+1)=yk+1/2=1+2m+3n   (2)

(b)
L=n2=(m+1)/2より、n=L, 2m+1=(1+8L)
(a)(2)式から、n2(yk+1)=1+17n2+6n(2m+1)=1+17L+6(L+8L2)

29.4
(b)
n番目の五角数をanとすると、a1=1, a2=5
k2に対してak+1=3k+1+ akなので、2k n-1(n3)について和をとると、
Σkak+1=3Σkk+(n-2)+ ΣkakよりΣkak+1-Σkak= an- a2= n(3n-1)/2-5
これよりan=n(3n-1)/2 (n≥1)

(c)
a10=145, a100=14950

五角数についてはさらに練習問題30.4

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