12.1
5,2,11,3,351,53,...
12.2
(a)
n,m∈{ℕ,0}とする。pi≥3として、pi=(6n+1),(6n+3),(6n+5)のいずれかである。
これらのうち、(6n+3)2≡3 (mod 6), (6n+1)2≡1 (mod 6), (6n+3)(6m+1)≡3 (mod6)だから、
A≡5 (mod 6)となるためには、Aの因数に(6n+5)の形の数が
少なくとも一つなければならない。あとは定理12.2の証明と同様。
(b)
Dirichletの定理により無数に存在するが、(a)と同様には証明できない。
nを奇素数の積として、(5n+2)2≡4 (mod 5)だから、Aの因数に(5n+4)の形の数がなくても、
A≡4 (mod 5)となりうるからである。
実際、{19}から始めると、次の段階は5·19+4=99=3·3·11で、3も11も(5n+4)の形でない。
12.3
(a)
A2=1≡1 (mod 2), A3=3≡0 (mod 3), A5=25≡0 (mod 5), A7=49≡0 (mod 7),
A11=112·61≡0 (mod 11)
Ap≡0 (mod p) (p≥3)
∵)1·2·...·(i-1)·(i+1)·...·(p-1)の積(p≥3)において、1≡1, p-1≡p-1≡-1 (mod p)。
積がmod pで1になる2元ずつの組にわけられるので、iと組になる元をi-1と書くと、
1·2·...·(i-1)·(i+1)·...·(p-1)≡-i-1 (mod p)である。
{2-1,3-1,...,(p-2)-1}は、Sとは元を書く順序が異なるだけで、Sと同じ集合となるから、
与式を全て通分した分子≡[-1-2-1-3-1-...-(p-2)-1+1]
≡-[1+2+3+...+(p-2)+(p-1)]=-(p-1)p/2≡0 (mod p)。
与式を通分した分母にpは現れないから、Ap≡0 (mod p) (p≥3)。
(b)
A2=1≡1 (mod 22), A3=3≡3 (mod 32), A5=25≡0 (mod 52), A7=49≡0 (mod 72), A11=112·61≡0 (mod 112)
Ap≡0 (mod p2) (p≥5)が予想される。
(c)
....
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