2010-10-20

数学再勉強

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中村
ガロアの群論
最近近所の中学生に数学を教え始めた。
中学校の教科書の内容が、先の何を見据えて書かれているのか、
見通しておこうと、数学を勉強し直している。

解析学や幾何学は仕事柄よく使うが、代数学は余り使う機会が多くなく、
あまり勉強もしてこなかった。
たまたま中村亨「ガロアの群論」を面白く読んだところでもあり、
代数学へのmyモティベーションが高まっていたので、
この際にと代数学の勉強を始めた。

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コックス
ガロワ理論(上)
豊富な例や演習問題があったので買ってみたコックス「ガロワ理論」をベースに
加藤明史「親切な代数学演習」と、
15年くらい以前から積読状態だった森田康夫「代数概論」で補いながら始めた。

コックス上巻を読み終わり、ガロア対応まで見たところなのだが、
なかなか感動的ではある。
なんというか、例えていうなら今まで地面を歩いていたと思っていたら、
突然翼が生えて空に舞い上がり、これまで歩いていた大地を
俯瞰しているような、そんな慣れない変な感覚。
舞い上がったばかりで、まだどこに向かえばいいのかがわからないけれどw

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コックス
ガロワ理論(下)
だが同時に、整数論のセンスが結局モノを言うということも見えてきた。

学生の頃は整数論はどちらかといえば嫌いだった。
わり切れるかどうかいちいち気にするのがバカバカしかったし、
連続を扱う解析学に興味津々だったため、離散的な整数論の特有のテクニックが煩わしかった。
でも中学や高校では整数論を使うわけで、これはやるべきだと思い、
シルヴァーマン「はじめての数論」第3版を手に入れて読んでいる。
面白く読んでいるが、練習問題の解がなく忘れそうなので、
解けたものはここに書いてみようと思っている。






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加藤
親切な代数学演習
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森田 
代数概論
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シルヴァーマン
はじめての数論 第3版

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